2022年10月20日
小学生低学年のHちゃんは
マイペースで、穏やかで、
柔らかい声で話すお嬢さんです。
レッスンを始めて一年。
二度目の発表会に向け
練習が始まりましたが、
ひと月ほど前は
「もう少ししたらエンジンが
かかるかな?」
という感じでした。
先々週のレッスンの時。
お母さまと連弾を弾いている時に
一ヶ所、思うように指が動かなくて
違う音を弾いてしまい、
何回も弾き直していました。
すると、お母さまが様子を見て、やさしく
Hちゃんに
「どうしたの?」と声をかけると
「‥‥くやしいの‥‥」と
静かに泣きながら弾いていました。
気持ちがここまで到達できていた
Hちゃん。
先週も今週もだんだんと
いい音になって仕上がってきています。
いろんな『気持ち』が人にはありますが、
自分自身を鼓舞する気持ちを
持つことは年齢に関係なく
大切なことだと
Hちゃんのおかげで
あらためて思いました。

「私のお部屋を作ったよ」
ピアノと椅子とカーペットとランドセル

ウリ坊が遊びにきたらしい‥‥

「写真でこんな感じだったかなぁ‥‥」
Hちゃんは工作も絵も じょうずです
2022年10月06日
秋の終わりに
発表会を予定しているので
ただ今、
生徒さんたちの
それぞれの状況を見て、
策を練りながらのレッスンをしています。
小学校に入って半年経った
マイペースな Fちゃん
「家ではホントにマイペースで
学校で大丈夫なのかなと思っていたのですが‥‥」
と お母さま。
でも懇談会で、担任の先生から
「私が大事な話をするときは
きちんとこちらを向いて
背筋を伸ばして聞いてくれますし
(確かにマイペースなところはありますが)
お友達とも仲良くできています」との
お話だったそうで、
「いったいどうやっているんでしょうね‥‥」
そんな Fちゃん
発表会では
花の名前がタイトルの曲を
私と連弾する予定です。
先日、一緒に弾き終えて
二人で顔を見合わせ
私 「・・・」
Fちゃん 「・・・」
「私たち、ちょっとピンチですね‥‥」
「お花が枯れてるみたいになってますね」
「咲く前に枯れてますね」
「次の時には咲いているようにしてきます」
「私もそうします‥‥」
本番までに、きれいな花を咲かせるべく
Fちゃんと私で もうひと踏ん張りです
ただ今 こちらの面々がお迎えしております

FちゃんとSちゃんが作ってくれた
カボチャとオバケとコウモリ