当たり前のことが とてもたいせつ
2019年08月31日
小学生のRちゃんは、
「おはようございま〜す」と
控えめな声でレッスンにきます。
なんとなく「おはよう」という気分のようです。

そんな Rちゃん。
レッスンが始まると
少しずつエンジンがかかってくるのか
学校や、乗馬のレッスンでの出来事など
話してくれます。
春から始めたレッスンですが
「これ、わかるようになったよ!」とか
「音符を読むのが少し得意になったよ」と
うれしいことを、言ってくれます。

私がなにより Rちゃんに感心することは
「ありがとうございます」をよく言うこと。
ささいなことにも自然と口にしている‥‥
そんな感じです。
ある日、Rちゃんのお母さまに
「きちんと『ありがとうございます』って言えて
感心してしまいます」と
お伝えしました。
すると、
「大人になっても、感謝の言葉とか、
『ごめんなさい』が言えない人には
なってほしくなくて‥‥
そのことは、娘に言い続けています。
言えているなら、よかった!」と
おっしゃっていました。
生きていく上で大切なことはたくさんあるけれど
気持ちを伝えることは、すごくだいじなこと。
あらためて、 Rちゃんを通して再確認できました。
お母さまの思いも、
そしてそれが Rちゃんに伝わっていることも
「あ〜 いいなぁ〜」と思えることなのでした。

ある部屋のベッドの様子をとらえていく視点と、
クライマックスに向けての色の変化がたのしい。